インドネシアの出来事 (2013年) TOPへ⇒index.html
①10大ニュース(730藤井さんより提供)--詳細希望は、555下出澄夫(sumio.shimode@gmail.com)までメールください。
第一位 1月 安倍首相訪イ
2012年12月に二回目の就任をした安倍晋三首相の総理就任後初の外遊先は、インドネシアでした。正確には、東南アジア諸国訪問で、厳密に順番から言うと、ベトナム、タイが先ですが、アメリカでも、隣国の超大国中国でもなく、東南アジアというところが重要です。
第二位 12月 日本地下鉄協力
日本政府は2014年度にもインドネシアに首都ジャカルタの都市開発で円借款1400億円を供与することを決定しました。進捗が遅れている地下鉄や送電線などのインフラ開発を加速させ、日本企業の受注案件の進展を後押しするということです。
第三位 10月 TPP会合など国際会議開催
本年、多くの国際会議がインドネシア国内で挙行されました。10月には、APEC首脳会議と環太平洋経済連携協定(TPP)首脳会合がバリ島のヌサドゥアで開催されて、各国の首脳が集まりました。(オバマ大統領は、米国議会対策で欠席)
第四位 11月 アサハンアルミプロジェクト 日イ合弁解消
日本とインドネシアが進めてきた北スマトラのアサハン共同開発アルミ製錬事業をめぐる現地合弁会社インドネシア・アサハン・アルミニウム(イナルム)の合弁解消問題で、インドネシア政府は日本企業連合側に5億5700万ドルを支払い、保有株式をインドネシア政府側が譲り受けることで合意しました。
第五位 6月 JKT48、初の国内ツァー 5都市で開催
結成から1年半立ったJKT48初となる五大都市を巡る国内ツアー「はじめまして。JKT48と申します。“PERKENALKAN NAMA KAMI, JKT48”」が6月~7月の期間で開催されました。五大都市とは、スラウェシのマカッサル、カリマンタンのバリックパパン、ジャワ島のソロ、スラバヤ、ジャカルタと、メダンのあるスマトラ島が入っていないものの、広いインドネシアの拠点をそれ相応にまわっています。チケット価格は、9万ルピアから40万ルピア(8~35百円)、都市によっても異なるようです。
第六位 8月 ジャカルタ大相撲巡業
この8月、首都ジャカルタのイストラ・スナヤン競技場で、二日間で七千人超の観客が集めて、前回2008年モンゴルのウランバートルより5年ぶりの海外巡業となる大相撲ジャカルタ巡業が開催されました。日・ASEAN友好協力40周年記念に加え、日・インドネシア国交55周年の記念行事ということですが、背景には、当地の経済活況による日本の直接投資ブームもあるのでしょう。
第七位 9月 オランダ謝罪(第2次大戦時の大量虐殺の謝罪)
オランダ政府は、第2次世界大戦直後にインドネシアを占領統治していた1945年から49年にかけての即決処刑方式による大量虐殺を公式に謝罪しました。オランダ駐インドネシア大使は、ジャカルタで行われた虐殺追悼式に出席し、オランダ軍が犯した即決処刑に関する公式謝罪文を発表し、1949年に占領統治が終了して以降初めてケジメをつけたことになります。併せて、犠牲者の遺族に1人当たり2万ユーロ(約265万円)を支給する方針を明らかにしました。
第八位 6月 野焼きユドヨノ大統領謝罪
次も謝罪ネタです。
インドネシアの野焼きが原因で、隣国シンガポールやマレーシアに煙が流れこんで大気汚染を引き起こしている問題で、ユドヨノ大統領が謝罪しました。シンガポールのニュースによると、焦げたにおいが広がり、建物がかすんで見えるほどの状況とのこと。その影響は、マクドナルドが配達サービスを停止したり、薬局でマスクが品切れになったりすることに表れているようです。マレーシアの首都クアラルンプールでは、日本人学校が休校になりました。
第九位 9月 日本支援の中部ジャワ発電所建設予定地で紛争
中ジャワ州バタン県ポノワレン村。スマランのやや西の海沿いの位置にあります。ここで、アジア最大級の石炭火力発電所の建設が、日本の官民の協力で進められているのですが、地質調査のため事業会社の一団が予定地に入ろうとした際、約300人の反対派住民が道路を封鎖。にらみ合いが続いた後、一団を警護していた警官隊数百人と住民の間で衝突になり、負傷者も出ました。
第十位 11月 インドネシアの島の数 1万3466島
世界最大の群島国家インドネシアの地理空間情報局は、島の総数を国連海洋法条約の定義に基づき数え直した結果、これまで定着していた数より4千以上少ない1万3466だったと明らかにしまた。同局は「高潮時に水没する砂地や岩礁を島と数えていた」と説明しています。
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1月 ジャカルタの洪水 死者20人、プロガドゥン工業団地操業停止
1月 シャープが最大の90型の液晶テレビ「アクオス」を富裕層向けに発売
1月 スマトラ島西部で、マグニチュード(M)5・9の地震
2月 新種フクロウがロンボク島で発見
3月 スマトラ大津波の被災地アチェの中学校で、「絆」の人文字
3月 看護師国家試験、経済連携協定で受け入れたインドネシア人20人合格
3月 介護士試験 外国人128人合格、合格率40%
4月 九州電力、伊藤忠と北スマトラ州サルーラで地熱発電事業
4月 デンパサール国際空港でライオン航空機が、滑走路を通過海中落下
4月 ニューギニア島でM7.0の地震
4月 インドネシア刑務所での射殺、軍特殊部隊員の犯行
4月 ダイハツ、西ジャワ州カラワンのエコカー生産の新工場開所式
5月 スズキ・インドモービル・モーター社、燃費向上新型二輪車販売開始
6月 ユニクロ、ジャカルタでインドネシア1号店開店
7月 300億円の負債を抱える国営ムルパティ・ヌサンタラ航空の身売り発表
8月 スラウェシ島の空港で着陸した旅客機が牛に衝突、滑走路オーバーラン
8月 西ジャカルタの仏教寺院で小爆発テロ
8月 東ヌサトゥンガラのパルエ島のトカテンダ山で噴火、6人死亡
9月 バリ島で厳戒ミス・ワールド開催 世界の美女VSイスラム過激派
9月 トヨタ、ダイハツ、インドネシアでエコカー発売、新車発売台数増牽引
10月 韓国朴槿恵大統領APEC首脳会議に合わせてジャカルタ訪問
10月 政府2014年度予算案を可決。経済成長率6.0%、ルピア相場10,500Rp/$
11月 インドネシア・ハルマヘラ島付近でM6.3の地震が発生
11月 中銀、政策金利のBIレートを0.25%引き上げ、7.50%に
11月 伊インテル新会長にインドネシア人実業家のエリック・トヒル氏が就任
11月 米国家安全保障局盗聴騒動余波、豪州盗聴疑惑により駐豪大使召還
12月 三菱東京UFJ、インドネシアで邦銀初のイスラム金融融資
12月 カレーの「CoCo壱番屋」、ジャカルタで、インドネシア1号店開店
12月 日本ASEAN特別首脳会議東京にて開催
12月 ユドヨノ大統領訪日、都内で講演
12月 あたりまえ体操(COWCOW)インドネシアで流行
12月 ガンバ大阪がインドネシアでサッカーオーディション番組立ち上げ決定
【NNA2013年の10大ニュース】経常収支悪化で成長曲がり角
【第1位】経済成長率6%割れ、構造改革には時間
【第2位】金融市場から資金流出、企業業績にも影響
【第3位】エコカー発売、新車市場のけん引役に
【第4位】日本企業の投資加速、国別で首位に
【第5位】外資系小売りの参入加速、巨大市場狙い
【第6位】5年ぶりに補助金燃料値上げ、インフレ加速
【第7位】首都圏の最低賃金2割増、上げ幅は鈍化
【第8位】日イのアルミ事業、生産30年で合弁解消
【第9位】首都で都市鉄道の建設開始、渋滞解消に期待
【第10位】6年ぶりの首都大洪水、日系工場も被害
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2013年写真集--工事中